大樹画館

2019-05-14

 大樹画館は、馮驥才先生によって1993年に設立されました。中には、馮驥才先生の書画作品と文化的珍品を陳列しており、国内外の文芸家と有識者が文を以て友を会すサロンでもあります。上品な館内に、馮先生とその友人の作品が展示されています。1994年から、馮驥才先生は都市の歴史文化と民間文化の保護に携わって以来、画館がその場となっています。

 大樹画館の「大樹」の出典は、馮家祖先にあたる漢の時代の馮異将軍にさかのぼります。馮異将軍は国に功労を立てましたが、恩賞や官位を一切求めず、将領たちの貢献を奨励する時になれば、必ず大樹の下に身を隠したことから、兵士たちに「大樹将軍」と誉められました。「己ではなく、国のために」という祖先の崇高たる精神を敬慕し、画館を「大樹」と名付けたのです。

 かの有名な氷心先生が馮驥才先生の志を高く評価し、「大樹画館」の四文字を書いてくださいました。

 2005年、天津大学馮驥才文学芸術研究院が設立され、大樹画館もここに引っ越してきました。

 大樹画館には、馮驥才先生の200以上の文学作品、数十枚の書画代表作、及び数多くの民間文化遺産保護の成果が陳列されています。


不朽の精神の北洋大学と天津大学は代々伝わるキャンパスである